71人が本棚に入れています
本棚に追加
B君達は、C子さんにもしもA君が来てもけして開けたらいけないと言いました。
A君は自分が亡くなったのを知らないからです。
B君達が帰った後、C子さんはA君を思い出して泣いていいました。
その夜
ドアを叩く音でC子さんは目が覚めました。
「来た…」
と思ったそうです。
「開けろ!俺だよ」
音はだんだん大きくなって行きました。
C子さんは目を閉じ耳を塞ぎました。
C子さんは我慢出来ず、ドアに近付きました。
ドア越しからも分かるA君の影で泣きそうになりながら
A君が成仏して欲しくて
ドアを開け言いました。
「貴方は死んでいるの」
「死んだのはお前らだよ」
最初のコメントを投稿しよう!