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「くすくす…さあて、
羽入覚悟はいい?って言っても寝てるわよね…」
買い物から帰ってくると昼寝をしている羽入さんを見ている梨花がいた。
なんだかただ事ではないくらい怒っているようだ。
「梨花?なぜ羽入さんにそんなに怒っているんですの?」
真っ黒なオーラを出す
梨花に後ろから話しかけると梨花はさっとこちらを向きにぱー☆と笑った。なんだか怖い。
「沙都子お帰りなのです。…実はかくかくしかじかで…」
「本当にかくかくしかじかと言ってもわからないですわよ」
すると梨花はぷくっと
ふくれた。
「沙都子ならわかるかと思ったのですが…しょうがないのです。羽入が昨日もらったワイ…じゃなくてジュースを公由に全部あげてしまったのです」
なんだかやっと横流しで手に入れたのに…と聞こえた気がするけど気にしないことにした。
「それで…羽入さんをどうする気でしたの?」
梨花は口の端々をつりあげ…思い切り笑った。
「にぱー☆最近思いついた罰ゲームするのです☆
飛び切り楽しいやつなのです☆」
罰ゲーム?
なんだか楽しそうですわね…
「梨花、罰ゲームの内容を教えて下さいます?」
こういう提案を聞くのは大好き。圭一さんにもできるような内容がいいですわね…。
「いいのですよ☆…ごにょごにょごにょ」
「なっ…なんですってええええ!」
思わず絶句…なんてものじゃ…
恐ろしい…
「本気なん…ですの?」
「本気も本気…本気と書いてマジなのです☆」
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