Bullet 03 -burglar-
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「何だ?銃声か?」 アジトの中、夜盗の一人が首を傾げる。 「そうビビるな、あの音の遠さからしてただの狩りだろう。 この町にいるのは腑抜けた間抜けな金持ちだけかと思っていたが……ただのアホな金持ちもいたらしい。何件も被害が出てるってのに呑気に狩りたあよ!」 頭領とおぼしき髭面の男が豪快に笑う。彼らはまだ自分達がその狩りの対象となっている事を知らない。
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