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そして今、俺は追いかけられている。
信「……何でまたこんなになったかな……。」
最初に戻った。回想長かった。
信「とりあえず制服のボタンは残り一個………。」
今追いかけられているのは「ボタンが欲しければ勝手に取れ」という俺の言葉を忠実に遂行している後輩達だ。
信「………あぁ、ボタンがあるから追いかけてくるんだ。」
今気づいた。ボタンさえ無ければ追いかけられる理由がない。
信「とりあえずボタンをどうにかすれば……」
俺は制服からボタンを取り、ポケットへ入れた。
そして俺は立ち止まり
信「おい、お前ら、ボタンはもうないぞ。」
と言った。
が
女子4「先輩!私をもらってください!」
………あぁ、あの回想の最後に出てきた奴か。
一番厄介だろ………。
とりあえずボタン目当ての奴らはいなくなったが、この後輩と同じような奴らがまだいる。
さてどうする?………。
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