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愛の唄(悪夢)
「新弥、スランプ。」
「またぁ?
瑠樺さん今週既に三回も言ってんじゃん。」
「無理。書けない。ヤダー。」
「子供かよ。」
歌詞なんて書けない。
無理。ヤダ。出来ない。面倒くさい。
「あのねー。」
「ゆうじ書いてよ。」
「瑠樺さんと咲人の歌詞が名曲過ぎて無理。」
「あんだよソレ。」
「なんか無いの?
最近あったこととか思ったこととか。」
「腹減った。」
「…………。」
「飯作って。」
「………はいはい。」
面倒くせーとか呟きながらもキッチンに向かう新弥。
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