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第一章 『出会い。』
今日から新学期。
新しいクラス。これから新しい仲間との同じ時間を築く日だというのに、朝が苦手な俺はいつもとかわらない朝を向かえていた。
俺は、朝起きて、朝食をとり、身仕度もそこそこに…
『いってきますっ。』
といって、家を飛び出した。
新しいクラスといえど、学校には知人や友達ばかりだから、対して期待もせず通学路をひとりでたんたんと歩いていた。
『こんな時間だし誰もいないだなぁ…』
と、少し焦った俺は、新学期早々、『遅刻』だけは避けたいと思い、学校まで走った。
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