†第1章†
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「葉月 柚子… この名前聞いてもわからない?」 「うん…全然…」 「…そっ…かぁ…」 あたしはそれがショックだったんだ。幼かったけれど真剣だったから。 あぁ、涙溢れそう。 この場から離れたい。 「先生!ちょっと具合悪いんで保健室言ってもいいですか?」 「えっ;;えぇ、良いわよ。 気をつけてね」 と了解を得て教室を出ると 葵がついてきた。 .
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