121人が本棚に入れています
本棚に追加
「ゆーず!!!
なぁにまた暗い顔してんのよ!」
「葵…ごめんね…。」
あたしがそう言うと
葵は溜め息をついた。
そして耳元で葵はこう言ったんだ。
「柚子に内緒で勝手に探り入れちゃったんだ…。それでわかったんだけど、やっぱり記憶喪失みたいなの。」
と一回間を置き、また話し始めた。
「どうも、中学の時に記憶を失ったみたい…。」
とシュン…と言った。
「そっか…ありがとう…」
それを聞いたあたしは、どうすれば記憶が戻るんだろうと考えていた。
だけど
それがツラい真実を
知ることになるなんて
思ってもなかったんだ。
.
最初のコメントを投稿しよう!