99人が本棚に入れています
本棚に追加
ごほん。と銀時は咳払いをする。
「改めて言うけど、もし神楽がよかったら・・・・・俺の所にこねーか?」
差し出された大きな手。
神楽はもう迷う必要なんてない。
そっと差し出された手に自分の手をのせた。それを見た銀時は「よっこらせ。」と親父くさく立ち上がった。
「それじゃ、行くとすっか。」
へらっ。と笑った銀時の顔に神楽は言いようのない安堵をおぼえた。
この繋いだ手から伝わってくる温もりを失いたくない。
神楽は強く願った。
最初のコメントを投稿しよう!