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冬「えぇ!?」 決断はやぁっ!!! 冬「…っ、ちょ、待って下さいよ;!犬、猫あげるのとはワケが違うし、俺にだって、これからの生活プランが…」 そう、俺はこの3月に高校を卒業し、就職先や新居も決まっている。あわよくば、これから入ってくるであろう給料を、神井学園に寄付しようと思っていた。 もちろん自分自身も一人で生活しなければならない為、ほんの少しの金額でしかないが…。 園「もちろんアナタの意見も聞くつもりよ、冬馬?潮さん、申し訳ないけれども、もう一度1から話して下さる?」 潮「はい。えーと…私は四見 潮(ヨツミ ウシオ)20歳よ♪この子は血のつながった弟の昴(スバル)15歳。」 紹介されると、男の子はペコリと頭を下げた。 同時に俺も頭を下げた。 こうして見ると2人とも美形だな… ファッション雑誌とかに載っていそうだ。 潮「私も、この神井学園のように孤児院を開きたいの。」
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