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「どうしたって言われても紅魔館からの帰り道よ」
さも迷惑そうな顔をしているが両手には大量の茶菓子が抱えられていた
「物に釣られたってことね…」
そうでもしなきゃこの巫女は一歩たりとも神社から…いや、コタツから出ないだろう
「それよりあんたは何してんのよ。チルノは?」
霊夢が冬になると一緒にいるはずのチルノがいないことに気付く
「実は…今年の冬はまだ会ってないの。
去年の冬に私がいなくなる時にね…」
話しながらレティの表情が硬くなっていくので霊夢は理解した
「それでチルノが駄々こねてたからコレで機嫌を直そうと考えたわけね」
霊夢は目の前の巨大な雪の塊を見ながらレティの代わりに全てを言う
レティも暗い顔でゆっくりと頷いた
「でもね、あんたは少し間違ってると思うわよ」
霊夢の顔が関心していた顔から真面目な表情へと変化した
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