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思いっきり自転車をこいで駅に急ぐ。
(ギリギリっ…!)
『プシュー…』
電車に乗れた俺は息も絶え絶え、座れる所を探す。
春なのに、汗だくな俺って…と思いながら、空いた座席に座る。
『ヴーッ…ヴーッ…』
マナーモードに設定していた携帯からメールの受信を知らせる表示に戸惑う。
『From 美麗
Sub ヤッホー😃
おはようー。
もう高校生活慣れた?
私は慣れたよー❤』
中学の時の友達からのメール。
俺は簡潔な文を書いて送信ボタンを押す。
暫くして返されるメールを返してるだけで高校への最寄り駅に着く。
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