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勇者が聞きたかった事は少年と出会う場所。
戦場で見つけたり、広い砂漠や山地、海などで出会う事もある。
その場その時で接し方を考えなくてはならない。
仲間になってくれ、と言うのは簡単だろうが、相手にとっては勇者だろうが何だろうが関係ない。
むしろ突然の勧誘なんて疑わしい。
とにかく信用を得るには準備が必要だったが、影のセリフが余りにもイラだつものであったため、それを聞かずに元の世界に戻ってしまった。
「我ながら情けない。」
後悔よりも影に踊らされた様な気がして、やはり苛立ちの方が強かった。
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