路地裏の黄昏
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少女は微笑を浮かべている。まるで、夢の中にいるような表情をしていた。 「――囚われ……て?」 意味がよく分からなかった。何が言いたいのだろう。 「人はこの場所を、黄昏と呼びます」 少女は窓に手をついて、そう呟いた。外は暗がりで、人の顔さえ見えない。振り返る少女の顔も現実味がなくなってくる。黄昏に生きる者であったとしても、何の違和感もなかった。少女が、「無駄な話をしました」と苦笑する。
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