捕まる

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「蜜柑ちゃん駄目だ!! そんな事を聞いたら駄目だよ」 鳴海先生は、必死で止めようとしてる。 やけど、ウチはもう戻れない。 「……本当なんやな?」 「あぁ……僕に素直に従ってさえいればいい」 「分かった…やから、みんなを解放しつあげてな?」 ウチはもう光を見れない。ウチにはもう久遠寺校長しかいないんや 「久遠寺校長……いきなりこの子がクラスから消えたら大変なことになるよ?」 もう彼等に会えないと思った瞬間、聞き覚えのある声がした。 その声の主の方をみるとウチと同じくらいの年の女の子と3人の男の子がいた。
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