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『こんなとこ連れて来てごめんな…。どうしても言いたい事あって…』
『あっ!てかやっぱ昨日間違ってなかったやん!ほんまびっくりしたわ(笑)』
一人でよく喋れるな、と感心しながらも、早く屋上に戻りたかったのでこっちから話を切り出すことにした。
「…で、何の用?」
『あー。そうそう。昨日も言ったけど俺森本が好きやねん!俺と付き合ってくれ!』
「1つ聞いていい?私のどこが好きなの?」
『一週間くらい前かな…。森本下校中に道でこけて怪我してた男の子の手当てしてたやろ?あれ見て優しい子やなーって思って気付いたら惚れててん!』
そういう彼に私はもう1つ質問をした。
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