~友達から~

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私はこれほど人を殴りたいと思ったのは初めてかもしれない…。 こんなやつに期待した自分が馬鹿だったと自分にも幻滅した。 でも私は冷静に 「気持ちは嬉しいけどお互いのことあまり知らない人とは付き合いたくないの。」 そう答えると 『お互いの事を知り尽くしたら付き合ってくれるんやな!じゃあまず友達から始めたらいいんやな!』 あぁ…。 私はどこで返す言葉を間違えたのだろうか…。 私はそういう意味じゃないと否定しようとしたが藤岡は聞く耳を持たず、 『じゃあ早速今日一緒に帰ろ!』 などと言ってきた…。 だが、私には拒否権が無いようでお昼休みの終わりを知らせる予鈴が校舎内に響いた。
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