5人が本棚に入れています
本棚に追加
まだ小学生だった僕は、見慣れない子を見てびっくりした。
あの時の君は、一人ぼっちだった。
僕は黙って君の隣に座ったんだ。
あの時はなぜか、君だけには普通に話しかけることができたんだ。
今でも不思議だよ。
悲しそうな顔をしてる君を見て、黙っていられなかったのかもしれない。
「どうしたの?」
君は黙って首を振ったね。
「そう。」
ホント、僕って愛想ないよね。
少しして、君が、話しかけてくれたんだ。
最初のコメントを投稿しよう!