第一章「あの頃の僕たち」

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陽「この子が何したかわからないけど、それでも弱い者を苛める奴は最低だ!」 陽は二人を突き飛ばした。 二人は尻餅をつき、半泣きで兄が言った。 雄汰「何なんだよ陽っ!男のくせに花が大好きな奴に最低とか言われたくねぇーよ!」 双子の兄、雄汰は大泣きしてる弟、翔太の手を引っ張りその場から立ち去った。 いつもは温和しい陽なのに今日はいつもと違った一面を見せる陽だった。 陽は女の子に優しく「大丈夫??」と声をかけた。 女の子は小さく頷き「ありがとう」と呟いた。
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