第一章「あの頃の僕たち」

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気が付けばもう夕暮れ。 陽の母は帰りが遅いので心配して探していた。 母「陽ーっ。どこなの?いたら返事をしなさーい」 少し遠くから母の声が聞こえたが、それでも陽はサクラを眺めていた。 やっと母が陽を見つけ出し、母は陽を優しく抱きしめた。 母「陽っ!心配したのよ…!」 泣きそうになりながら必死に涙を堪え、陽に注意をした。 陽はそんな母の姿を見て、さすがに悪いと思い反省したのか「ごめんなさい。」と一言いった。
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