独占

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  俺の元に届く、遠い笑い声   俺に向けられたものではない、無邪気な笑顔   俺の胸に、ドロッとした感情が湧き出てべっとりとへばり付く       君はまだ、俺の心の内を知らないんだろうな…   その笑顔は、俺にだけに向けて欲しいと願っていることを   親友にすら嫉妬に胸を焦がす俺の弱さを   このタール状の液体が沸騰して、いつか君に火傷させてしまうんじゃないかって考えてしまうことを     君が好きだ   抑えきれないくらいに  
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