2.禁忌

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弟、ライト「ウーン… なくなった血液はトカゲから補うとして、皮膚と内臓は作り直さなきゃいけないから構成物質を魔法陣をと一緒に考えなくちゃ……」 兄、ブライ「魔法陣はこれでいいかな?」 ライト「いや、ここはξΨΦに直したほうが💧」 ブライ「いや、それだとこっちがおかしくなるから💦」 と、話し込んでいると 先生「二人とも、今は理科の授業中なんだけどな~💢」 と言われ、 兄弟「だってつまんないもん🎵」 と言うと 先生「白墨乱舞‼💢」 ‼ チョークが飛んできた。 すかさず 兄弟「パトリックガード‼」 と、教科書でガード。 授業中はだいたいこんな物だ。 放課後、幼なじみのウェンディが 「最近二人ともなにしてるの?」 と聞くので、 兄弟「秘密♪」 と答える。 六ヶ月後 ブライ「…………できた…‼」 ライト「こっちも‼」 理論が完成した。 早速準備に取りかかる。 ブライ「母さんに会ったらなんていう?」 ライト「ウーン、やっぱりお父さんの居場所かなぁ」 準備ができたので、納屋に行って魔法陣を書き始める。 「お母さんの遺骨と大人の一人分の内臓を構成する構成物質、トカゲの血…魂の情報………………」 ブライ「いくぞ…‼」 ライト「うん‼」 バシィ‼‼ 両手をついて呪文を唱える 兄弟「ЩЬЫЯψωχυЁβΩλνζζσθπЮнмл…」 ボゥ…ゴゥゥ‼‼‼ 青い炎が立ち上る。 兄弟「ねぇ、なんか長くない?」 次の瞬間、稲妻が走る。ゴゴゴーン‼‼‼‼‼ ライト「ぐぁ、何…これ…ウグゥ」 ブライ「これは…リバウンドだ…‼」 ライトの体が黒焔に包まれていく… ライト「兄さん、兄さんにいさぁん‼ 助け…て…」 ライトが消え、自分にも燃え移る。 右腕、右足、胴に… ブライ「熱い、あつ…い? あ、熱くない⁉」 それどころか、魔力がみなぎってくる。 ブライ「これなら…」 兄は、両手を上げ、唱えた。 ブライ「πнЮЮσθнлмσζνλн」 その瞬間、弟の消えた場所に炎が… ライト「兄さん……? 兄さん!!」 ブライ「ライト……? ライト!!」 ボワゥ… ライトの背中から黒焔が…… その炎は、暖かかったが、ライトが燃えることはなかった………。
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