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「だから、穏健派は過去に関わらないんですよ。もともと過去に関わることは禁止されてますし。穏健派の皆さんも過激派が過去に干渉するとまでは思わなかったのでしょう」
「でも、会長は何でこの学校に来て生徒会を作ったんや?これにもなにか意味があったん?」
「この学校は能力に優れた人が多いですからね。みなさんなら未来を変えられると思っていたんです。そのために僕が引っ張って行こうとも思いました」
ここで笑顔を見せる生徒会長。
「それが失敗だったと会長殿は思っているのか?」
「ええ、ここまで僕に執着すると思いませんでしたから、皆さんを巻き込んでしまったことには本当に反省しています」
「何を言っているのだ、会長殿!私は今この状態を嬉しく思っているぞ!」
「わたくしも会長のためでしたらどんなことにも協力しますわ」
この2人は何があっても変わらなさそうだ。
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