ドリョク
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『なぁ、里奈!』 あたしが声のほうを見ると、嬉しそうな顔をした隆太がいる。 『焼き鳥とか~、カラオケとか!』 『はいよ~。』 あたしは何気ない顔で答える。でも、心のなかでは一生懸命忘れないように繰り返した。 焼き鳥… カラオケ… 今日もまた、あたしは隆太の好きなことを知ることができた。
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