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「-----------!!あひゅいぃ!!」
「ほら、水。」
分かりやすくもぢたばたする真緒にコップを渡すと舌先だけ水に漬けはじめた。
犬だ!完全に犬だ!!
「で、これからどうするつもりだ?ホームレス少女なんて本出しても売れるとは限らんぞ。」
「その前に原稿用紙買うお金もないですから無理ですね。」
たしかに。
「……お前行くアテあんのか?」
箸を止め、真緒は真剣な表情で考えだした。
「友達や親戚の所は見張られてるので行けないですね…かと言って他に知り合いもいないですし…」
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