夢と現実 竜一Side

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「世の理なんて、そんなの・…」 俺の存在はひどく脆い。いつ消えるかも分からない。 「もう、時間だよ・…」 「いや、いやだ…いやだよ・…」 ポタポタ-… 流れる涙を拭ってやることもできないんだ。 「美羽、笑って…??」 ぐすっ・… ニコッ- ああ、最後に美羽の笑顔見ることができてよかった。 美羽、幸せになれよっ!!! パァっと辺りが 眩しい光に包まれた。
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