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俺の前に腰をかけると
先生は一息ついて
話始めた。
「…落ち着いて聞いてほしい。」
なんか、
ドラマで聞くような台詞だな。
実際にもあるんだ。
「はは、なんだよ。改まっちゃってさ」
「実は・…、
君をここに呼んだのは、
君の余命のことについてなんだ。」
ドクンッ…
俺の余命・…
やっぱり…
そうじゃないかって
思ってた。
死ぬのは怖くない。
俺の強がりなのかも
しれないけど。
これが俺の運命なんだよな。
運命には逆らえない
って思う。
「君の命は・…」
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