77人が本棚に入れています
本棚に追加
/116ページ
こうなったら、
・…もうヤケクソだ。
「時間ってのはさ、俺の相手をしてほしいんだよ。」
美羽は、怪訝そうな顔をした。
「意味分かんないんだけど。」
うっ…
確かにそうだ。
「ならさ、君はなんで死にたいの?」
なんで、
自ら死ぬ運命を選ぶんだ?
「わたしなんか、
必要のない人間だと思うし…」
必要のない人間…
なんて
悲しそうな顔をして言うんだろう。
「俺には君が必要なんだ!!!」
思わずそう叫んでいた。
最初のコメントを投稿しよう!