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それから少したって、
「ン・・・」
竜一が目を覚ました。
「竜一!!!良かった・・・うぅ・・・」
私が泣くと、竜一は
切なげな顔をした。
「美・・・羽。
ごめん・・・な。守ってやれなくて。・・心配かけて、ごめん。」
「な・・・んで。竜一が謝るのよ。竜一は、私を守ってくれたよ。心配するのは、当たり前じゃない・・・」
そう言うと竜一は
弱々しく笑ったね。
「ありがとう・・・」
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