灰色の世界 竜一Side

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「浜西美羽がどこにいるか知らないか???」 男わ目を細めると、すぐに見開いた。 「お前は・・・あの時の。」 どうやら覚えていたようだ。なら話は早い。 「美羽、そっちにいないか?」 「なんで教えなきゃいけねえんだよ!!!」 それもそうか。 「頼む。」 そう言って頭を下げると 男は俺の髪を掴んで顔面に膝で蹴りを入れた。 ドカッッ- 「誰が教えるんだよ。ばーかっ」
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