涙空 美羽Side
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あたしのせいで・・・ 竜一を 抱きしめて泣いていた。 「い・・・痛いっ・・・」 抱きしめる腕の中から 声が聞こえた。 腕の中から・・・ へ・・・? 「ちょっ、 抱きしめすぎだから。」 「りゅ・・・いち?」 「おう。」 そういって笑った。 その笑顔が 少し寂しそうに見えた気がした。
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