涙空 美羽Side

9/10
前へ
/116ページ
次へ
「ぐす・・・よかったぁあぁー・・・」 周りなんか気にしないで わんわんと泣いてやった。 竜一は困った顔をしながらも ずっと抱きしめててくれた。 「だからだよ。」 「ズズ・ふぇ・・・??」 「お前に、そんな風に俺のことで泣いてほしくなかったんだよ。」 そんなこと気にして・・・ 「もう、 いなくならないでえ・・・」 「ごめんな・・・」 そんな風に 謝らないでよ。 もうすぐいなくなっちゃうみたいじゃん・・・
/116ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加