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私たちはすっかり遊び疲れてて、
もう、日が傾いてきていた。
「そろそろ、魔法も溶ける時間かな・・・」
竜一がぼそっと呟いた。
「最後に、あれ乗らないか??」
「観覧車・・・うん。」
なんとなく、
しんみりした空気になってた。
「私たち、ずっと一緒にいれるよね・・・?」
「・…行くぞ。」
私がずっと不安に思っていること。
あなたは、
この質問には答えてくれない。
・・・だから、分かってたのかもしれない。
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