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ガコンーガコン-
ゆっくり揺られるゴンドラの中-。
「美羽、目ぇつぶって・・・」
甘く響くあなたの声。
ゆっくり、ゆっくりあなたの唇と私の唇が重なって-・・・
「ンッ・・・」
暖かい、
ホっとするあなたのキス。
いつもより
長い長いキスだった。
ふと、首もとにひんやりとした感触が伝わってきた。
「プレゼント・・・」
耳元で優しく甘い声が聞こえた。
目をあけて首元を見ると、ピンクの石のはめ込まれたハートのネックレスが下がっていた。
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