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美羽は大丈夫なのかっ?俺は病室を飛び出した。
あれは・…?
見覚えのある人物が見えた。
「本当に、彼には悪い事をしてしまいました。彼は、娘の命の恩人です…」
「ええ、そうですね。」
美羽のお母さん・・・
好きな人の親に認めもらえるって、こんなに嬉しい事なんだ。
「美羽さんには、
本当のことを・・・?」
「いえ、黙っていて下さい・・・。ただでさえ、不安定な状態なのに。美羽まで、いなくなってしまいそうで・・・。落ち着いたころに、私から伝えようと思います・・・」
「分かりました。」
それで
美羽につかれた嘘。
俺が手術のために、アメリカに行ったと。
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