始まり

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ユウの彼氏は来れなくなり、ユウが車の後ろに乗り越む。 助手席には私。 その人の名前は「タツ」私はもう会う事がないかも…今夜一晩遊んで終わりかもなって思い気持ちを切替た。 タツは私より2コ年上、学生だった。 タツは私に気さくに笑顔で話しかける。 タツは私が県外から来てる事を知って、夜景の綺麗な山に連れてってくれた。 凄く綺麗な夜景! 私とユウは無邪気にはしゃいだ。 そんな私達をタツは嬉しそうに笑って、レイちゃん!何処行きたいん? 私は海~海~!と言った。タツは、おっし!行くぞ! 楽しいドライブ。海に着いたのは夜中だったから、もちろん真っ暗。笑 でも私とユウはテンション上がってて、そんな時に突然タツが私をお姫様だっこした。 ただビックリする私にタツは抱えたまま海へと走る。 やだやだ~!タツは笑顔で海に私を投げる振りをし、固まってる私に無邪気な笑顔でビックリしたぁ?っていたずら顔で聞く。 なんか恥ずかしいじゃんかぁ。もう。 口では全然平気!って言ってる自分が可愛くない。 車に戻り、またドライブ。次は何処に連れてってくれるのかな~。 私の心臓はまだ余韻でドキドキしてる。 着いた所はタツが毎晩来る場所だと言った。タツは走り屋チームに入ってるから毎晩ここにいるんだって、タツの場所に連れてこられたのが少し嬉しかった。 明け方だったから静かな峠。 ユウは後ろで爆睡してる。 一台の車が向かってきた。タツの先輩。 タツの先輩は車を降り、タツの車に来た。タツはおはよーごさいます! 先輩は笑顔で朝から女の子二人も連れて何してるんだよ~。とからかう。 ユウは爆睡で全然起きない。イビキまでしてからに。 先輩がところで、どっちの女の子が本命?とからかう。 それを聞いたタツは私を見つめて、先輩にこの女の子です。 意外な展開。 でも冗談だよね… 先輩はそうか!頑張れよ!なんてタツに言う。 ヤダからかうのやめてよって内心思ってる。 タツは軽い男なのかな?なんか良くわかんないよ。 タツはいたずら好きで、寝てるユウにいたずらを始めた。 私もいたずら好きだから、ユウの足にマジックでユウの彼氏の名前やら、とにかく書いた。 ユウは爆睡したまま。 おかしくてタツと私は爆笑。 やっと起きたユウはしばらく気づかない。ユウは凄く鈍感なのよね。
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