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あまりの鈍感さに私はユウに鏡を渡した。ユウは怒るどころか自分で爆笑!
ユウは天然なんだ。でも気持ちは強くて真っすぐで、喜怒哀楽が激しい。
私は感情を余り出さないから、正反対なの。そんなユウの事が好き。
朝になりユウの家に向かった。
ユウが朝食作ろうって、タツを部屋に置いたまま、私を台所に連れてく。
朝食を作りながら、ユウがレイ?タツ先輩の事好きになったん?
私は普通に別に…と答えた。
ユウが突然私に、真剣な目でごまかさないでと言った。
黙った私にユウがレイがあんな笑顔するの初めて見たよ。私レイのあんな顔見て嬉しいと言う。
ユウには見透かされてたのかな。私は素直にただ頷いた。
ユウが頷いた私に笑顔と複雑な表情を見せる。
レイはどんな男の人にはあんな顔しなかったのに、タツ先輩とは違ういい顔してるって言う。
うん…確かに。
もう好きになってしまったんだ。
ユウは凄く嬉しそうにするけど、複雑な顔をするユウが気になる。
やっぱりあんないい男だから、彼女はいるだろうって覚悟はしてた。
ユウから話を聞くまでは…
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