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オレはまたあそこにいた。
どこまでも続く真っ白な空間。
辺りを見回しても何もない。
3年前と何も変わってない。
自然とオレの足が進み出す。
何かを探すように…
あっ!
懐かしい…
この温かさ…
あの光り輝く球だ!
オレは語りかけた…
「今日が3年だよ。オレ待ってたよ」
すると、
「準備ができた。ねぇ、あと1年だけ待って!必ずあなたの前に現れるから」
「何が現れるん?」
「私が必ずあなたのもとにいくから。あと1年だけ待って」
そぅ言うと球は再び光を失いオレの腕の中におさまった。
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