0%の希望。

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途切れることのない電波 間違えていた あなたは私じゃなかったの? 途切れた後の電波 間違えていた 私はあなたに恋をした 何も考えず夜空を見上げた 遠くで星が輝いた 溢れた涙止まらない 手を温める白い吐息と 凍える体で一人きり 伝うことなき思い 閉じ込めた毛布の中 瞳を閉じて静かに眠る 繋がることのない二人 わかってた あなたは私じゃないことくらい 繋がり合う二人 もう諦めた 一途な私が悪いんだ 何も考えず憧れていた 遠くであなたが輝いていた 溢れ出す思い伝うことなく もう何も考えたくない でも忘れられない 自分勝手なあなたを ゆっくりと消した 白い紙に戻すため 肩を並べる恋人達を 街の光が照らしてる 気付けばぽつんと一人きり 鳴り続けた着信音 寒空の下堪えた思い 幸せを願えば願うほど 幸せは遠のくけれど やっぱり私は馬鹿だから 瞳を閉じて静かに眠る
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