満ちる、想い。

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足も手も凍えそう そんな中でのあなたとの電話 声が震えたのは寒いからじゃない   もっと もっと 聞こえるように これ以上無理ってくらい 受話器に耳近づける   あたしの耳に入る度 胸を潰しそうなその声 他の誰でもない あなただけよ   耳から、こころへ 落ちていって、染み渡る しがらみも解けていく     あなただけだよ   ねぇ、あなただけ
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