『楡(にれ）の木の下で…。』

後書き

私の記憶を元に、書いているので史実と違う所があるかもしれません。

この作品を読んで、戦争の愚かさ、虚しさ、酷さを分かって頂けたら幸いです。

今、日本は戦争こそしていませんが毎日の様に事故や事件が起こっています。

一人殺すのも、戦争で何万人も殺すのも同じだと私は思います。

そして、世界の何処かで戦争が起こっています。戦争で犠牲になるのは、弱い者逹です。

子供逹や女性、お年寄り等です。皆が、人を思いやる心を持てたら戦争が無くなるかもしれません。

もし、それが不可能ならばせめて地球上にある核兵器を全て無くして欲しいと思います。

〔ＮＯ ＭＯＲＥ ＨＩＲＯＳＩＭＡ〕 〔ＮＯ ＭＯＲＥ ＮＡＧＡＳＡＫＩ〕という、言葉があります。

広島と長崎の悲劇を、繰り返すなという意味です。これからの日本を、背負っていく若者の皆さん。

二度と、戦争という過ちを犯さない様にして下さい。それが、私の願いです。私だけでは、ありません。

今、戦争で苦しんでいる人逹、全部の願いでもあるのです。争いからは、何も生まれません。

もし、生まれるとしたら憎しみだけです。いつも、相手より強い兵器を開発する事を考えてばかりでは駄目なのです。

相手が強い兵器を開発したら、今度はそれよりも強い兵器を開発しようとする。

これでは、いつまで経っても終わりがありません。まるで、血を吐きながら続けるマラソンです。

いつか、地球上の核兵器が全て廃棄される事を願って止みません…。