約束‐1

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え、と後ろで朋美が声を上げたのが聞こえる。 ボクは目の前の彼から目が離せなかった。 レジに立つのはボクたちとそう年の変わらない少年だった。 ただその顔は、どこか見覚えがある。 毎日、朝と夜に見ている………そう、いつもボクの目の前に“写る”………。 そこには、ボクが立っていた。
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