会話

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分からない。 けど、今はそんな事はどうでもよかった。 この時間を、楽しみたかった。 永遠に続くと思っていた、この時間を。 その日は別れ、それからは空手が無い日は、しょっちゅう病院に通い、紫織に会いに来ていた。 その度に紫織は、笑顔で出迎えてくれていた。 それが、紫織の身体に負担となってのしかかっていたとはこの時は、知らなかった。 知っていれば…あんな事にはならなかったのに。
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