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いつもなら、もう諦める。
たま~に、彼氏にめっちゃ一途で、どんなに誘っても首を縦に振らない女の子とかいるからね。うん。
俺がかっこよくないとかそういう訳じゃなく。これ重要。
が、諦め切れずに俺は再び誘う。
「ねえ! お願い! 下心はねえからさ! 飯だけ! 本っ当に飯だけだから!」
女の前に回り込んで、手の平を合わして頼み込む俺。
周りの視線? 知るかんなもん。
が、女は相当気にする性分なのか、慌てて言葉を紡ぎ出す。
「ちょっと! やめてください! 恥ずかしいです!」
「じゃあ一緒に飯に食いに行こうよ! じゃないと土下座だってしちゃうよ!?」
そう言うと、黙り込む女。そして、しぶしぶ首を縦に振った。
「本当にご飯だけですよ? 何か変な行動をしたら、すぐに警察に駆けますからね?」
グッド!
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