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「お~い?颯?聞いてる?」
涼は目の前に手をヒラヒラさせていた
「あっ、うっうん、お、おはよう」
なるべく低く声を出そうと思ってたら、緊張で声が裏返る、
一宮涼はまた少し驚いた顔をしていたけど、すぐに八重歯を覗かせ
「今日お前おもしれぇな、何声裏返ってんだよ(笑)」
そう言うと、涼は私の肩に腕を回して、頭をグシャクグシャグシャにした
「///ちょっと何すんのよっ!!」
―ドンッ―
回された腕にビックリして、一宮涼を私は思いっ切り突き飛ばした
一宮涼は少しよろけたが、直ぐに体制を整えている
周りの視線が私に集まっている様な気がした
あっ…!私今女言葉だった…
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