君はいつまでも

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あの日、みんなの前で優からの手紙を 読んだあと みんなとボウリングに行った。 久しぶりに、このメンバーで遊んだ気がするなぁ。 優はいないけど…。 当然のことだが 勝ったのは、もちろん私 「美優ちゃん...さすが」 美幸が口を開けてポカンとしていたから 私は言ったんだ 「優には負けるけどね!」 そう。 優は凄かった。 なんでも出来て、カッコよかったんだ。 「ええっ!?桜木くん美優ちゃんより強いの?美優ちゃんでさえ200超えてるよ!?」 美幸はとても驚いた様子だった。 「たしかあのときは僅差だったなぁー」 幸隆がひょこっと後ろから出てきて言った。 「うん!あれは悔しかったなー」 懐かしいなぁ 今でも、私の脳裏に焼き付いている。
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