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「美優上手いね!優くんに負けてないよ!」
由美は笑顔で言ってくれた。
「えへーありがと!」
「てかカラオケに出てたんだな!」
幸隆くんは、ドリンクが入ったカップを
テーブルに置いた。
「あれだね!CD出したのがきっかけだよ、きっと」
優、
きみは、
死んでなんかいません。
きみという人は、
今も、
そしてこの先も、
この曲の中に生き続けるんだよ。
その証拠に、
作詞作曲のところに
きみの名前があるから。
そしてもう一つの歌には
きみの名前とバンド名が、
この先ずっと、刻まれていくよ。
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