776人が本棚に入れています
本棚に追加
光る汗も綺麗に見えた。
眩しい・・・。
・・・先輩、私は先輩に恋してしまったのでしょうか。
一年の壁を大きく感じた。
もう少し早く出会えていたら、もしかしたら、あそこで私は一緒に笑っていたかも・・・そう思った。
「彩ちゃん泣いてるん?」
「え・・・な、泣いてへん。ちょっと感動してウルってきてはいるけど。」
先輩のクラスは優勝した。
応援席の皆に手を振ってくれていた。
目の前がかすむ。
こんなに感動したのはいつ振りやろう。
初めて性別が邪魔やと思った。
こんなモノがあるから苦しいんや。
取り払ってしまえば楽になる。
何故、女性が女性を好きになってはイケナイって決まってるん?
それは誰が決めた?
これはおかしい事??
自分の中での葛藤が上手く整理出来なかった。
最初のコメントを投稿しよう!