沢山の想い

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皮切りとなったのは5月にあった球技大会。 もぅ笑える位に女の子に追っかけまわされてて。 毎日、もう一人同じ目に遭ってるリサって子と一緒にゲンナリしてた。 さゆり、去年はたった一人のアプローチやったのにな・・・今年はその何倍っつー位の量に倍増(笑)。 あんだけ束になってかかって来られたら嫌やろなーと思いながらも、関わりは薄くでいる事にした。 なんせ、リナも部活に行ったらおんなじ様な目に遭ってるから、分かるねんかなー・・・気持ち。 クラスの友達に「さゆりとリサはスッゴイ人気やなー・・・」って話を持って来られて「そうやなー」って頷いてた。 そしたら、その子に「私は、里奈みたいな顔がタイプ。付き合うんやったら里奈がいいわー」って言われた。 「・・・友達としてな?」 「分かってるわ!?誰も本気で里奈と付き合いたいって言ってへんやん!?」 「・・・あっそ。ならいい」 流石に友達位は対象外でいて欲しいで、リナは。 そんな感じで、去年よりリナも女の子にモテる率が上がってしまってた。
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