沢山の想い

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確実に、何か起こってる!? リナ、人間観察得意な上に察しもかなりいいねんけど・・・。 その日の放課後。 自由練習中に、先輩がリナを呼び止めた。 「里奈。今日何か変わった事あったりしてへん?」 「どこでですか?」 「クラスで」 「フツーーにフツーーでしたね」 「あ、そう。」 「フツーにフツーでしたけど、何か気になる事でもあるんですか?」 「何もない。」 後もう一歩って所で、はぐらかされた。 何があったんやろー? 朝の一件から、確実にさゆりも問題の一部って事だけは発覚した。 さゆり・・・櫻井さん・・・先輩・・・・・・えーー・・・・・・スリーSが頭の中でループした。 まっさかーとは思うけど、つまりそう言う事? でも、本当に今日はクラスで何も起こってない。 平凡~に授業をして、いつも通り部活に来た。 先輩・・・朝何したんですか、さゆりに・・・。 と、先輩が話の繋がりがあるのかないのか分からない話題を振ってきた。 「あたしはさー、何か色々と自信をなくしてきたわ」 「そうなんですか?先輩あってのバレー部でしたし、うちらは全員先輩に感謝してますよ」
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